biker's love☆2人の風-10
…待って。
なんなんだ?
なんなんだぁぁぁ!!!!!
最後のおかしいだろ!
ってか、ギュッってのもおかしいだろ!
なんなんだよぉぉぉ!
私の脳内のキャパは超えました…
一回寝よ。
寝ることにしました。
次の日。
酒を飲んでいたこともあって、寝るには寝られたけど…
全然考えられませんっ!
慶くんは、どういう気持ちで、私にキスをしてくれたのだろう?
意味わっかんないよ!
でも、怖くて、連絡することもできなかった。
そんな2日後。
雪が降った。
バイクに乗れない。
駐輪場で彼のバイクを見ることもない。
彼に、会えない。
気づいたら、いつも、キョロキョロ。
探してた。
連絡、とりたい。
意を決して、私はメールをすることにした。
『こんにちは!雪降っちゃって、バイク乗れないですね。
今度ヒマあったら、ご飯でも食べに行きましょう??』
核心に触れるようなことは、打てなかった。
送信っ!
返ってくるまでの時間が、ものすごく、長く感じた。
♪♪♪ー
きたぁー!
『こんにちは。本当に雪嫌ですよね。今日は天気はいいのに、雪残ってて、乗れないですよね。
ご飯ですか?いいですよ!』
向こうも、何も言ってこない。
『ご飯食べに行きましょう☆いつがいいですか?』
返信。
して、来週の火曜日に、ご飯を食べに行くことが決定した。