えっちな彼-7
「へぇ。じゃあ俺、理沙の大事な場所、舐めたり指突っ込んだりするよ?いいの?」
「はぃ…」
「恥ずかしくねーの?」
「恥ずかしい…。けど、遼くん、だから…」
「俺…?」
「わたしは遼くんが好き、だから…。だから…わたしは遼くんにならどんな恥ずかしいことされても、ガマンする…」
そう言うと、わたしはおそるおそる穿いていた下着をつかみ、足首へと引き下ろした。
そして自ら膝裏を持ちあげ、遼くんにわたしの全部が見えるように両脚を開いて見せる。
遼くんの目の前にさらけ出した、わたしの…恥ずかしい場所。
自分からこんな格好をしておいて、膝を押さえる手は震えているし、本当はすごく恥ずかしい。
だけど、自分に自信が無いわたしには遼くんの彼女として胸を張れるものが何一つないから。
だからせめてわたしが自分の身体を差し出す事で、遼くんが少しでも悦んでくれるのなら、わたしはどんな恥ずかしいことも頑張ってやってのけたい。
「驚いたな。理沙が自分からそんな事するなんて」
「嫌、だった…?」
「まさか。その逆だよ」
そう言って、遼くんはフッと笑ってみせた。
ホッとしたのもつかの間、向けられた遼くんのその甘い視線に、胸も身体も熱くなる。
それでも遼くんはわたしの身体に一切触れてはくれなくて、思わず脚をモジモジとさせていたら、遼くんはその整った顔を近づけてきた。
「理沙は、俺にどうされたい?」
「え…?……」
「隠さなくていい。理沙は俺に、どんな事して欲しい?」
「わ、わたし、本当は、遼くんに、もっと触って欲しい…」
「へぇ。ほんとうは俺にえろい事されたいんだ」