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純な彼女
【その他 官能小説】

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えっちな彼-12

「理沙、全部入ったよ…。よく頑張ったね」



「遼くん…遼くん…」



「動くから俺に掴まってて」



そう言って、遼くんはわたしと繋がったままゆっくりと腰を動かし始めた。

その動きに合わせてわたしの身体が揺れる。



「アッ…アッ…アッ」



「んっ、いいね、理沙の中…濡れてて熱くて、さいこう…」



そう言って、ふと苦しげに甘いため息を落とした遼くんの表情がどこか官能的で…

わたしはますますドキドキしてしまう。

あ…ど、どうしよ…

この感じ…変になっちゃう…



「はぁんっ…あっ…遼くっ…そんなされたら…っ」



「んっ…理沙っ…」



「おかしくなっちゃぅよぉ…っ!!!」



ギシギシと音を立てて軋むベッドのスプリング。

こすれて響く水の音も、もうどちらのモノかさえ分からなくて…。

夢中でお互いを求め合いながら、わたしたちは果てたんだ。





「だりぃ…」





――幸い。昨日の行為は先生には見つからずに済んだけれど。

それが原因で、翌日遼くんはダウンしていた。

作ってきたおかゆを持って、お見舞いにやってきたわたしは、部屋のベッドで寝込んでいる遼くんにオロオロと声をかける。


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