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純な彼女
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えっちな彼-11

わたしがこんなにも大胆になれるのは、沸きあがった熱のせいじゃない。

それは身体だけでなく、きっと心も遼くんを欲しているから…。



「理沙は身体が柔らかくていいね。こんなエロイ体勢まで出来るんだから」



「あっ、遼く…」



わたしの脚を広げた遼くんが、上からその様子を見下ろしながら言った。

クラシックバレエを習っているせいか、わたしの膝は難なく顔の前にまで押し上げられてしまう。

あられもない格好にされてしまったわたしの身体は遼くんが入ってくるのを待つだけ…。

だけどやっぱりまだ怖くて、緊張から震えていると、遼くんはそんなわたしにそっと微笑んだ。



「大丈夫。今日は乱暴にしないから」



「ほ、ほんとう…?」



「あぁ。だから理沙、いい?射れるよ?」



「は、はい…」



わたしが頷いたと同時に、遼くんは自身をそこにあてがった。

そしてわたしの中に、ゆっくりと遼くんのモノが入ってくる。



「ん…んんっ…あぁっ…」



「そう。そのまま。俺の全部入るまで力抜いて…?」



「あっ…あっ…」



「あと、少しだから…っ」



ゆっくりゆっくり…、でも確実に遼くんのモノが入ってくる。

この瞬間はやっぱりまだ怖くて、目を開けていられない。

だけど、遼くんが何度もわたしに優しい言葉をかけてくれるから、それだけで嬉しくなってしまう。


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