投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

遺書に書かれた名
【その他 その他小説】

遺書に書かれた名の最初へ 遺書に書かれた名 1 遺書に書かれた名 3 遺書に書かれた名の最後へ

遺書に書かれた名-2

『たっちゃん』
「待っ…」
『うわああ!』
「俺は」
『辛いよたっちゃん』
「違う」
『たっちゃん』
「やってな…」



『笠原君』



「…!!」



がくんと、床に倒れこんだ。

どこかで安心していた。

俺はあいつの「友達だった」から。

嫌がらせも「中心的ではなかった」から。

でも、違ったのだ。

あの時。

『触るな』

俺が拒絶したあの時から、俺はあいつの「敵」になったのだ。





ごめん、ようちゃん。


遺書に書かれた名の最初へ 遺書に書かれた名 1 遺書に書かれた名 3 遺書に書かれた名の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前