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タイムコントロール
【SF その他小説】

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タイムコントロール(1)-1

俺には時間を自在に操る能力がある。
時間を進めたり、時間を戻したり、時間を止めたり、時間をゆっくり動かしたりと時間をコントロールできるのだ
何故そのような能力があると言うと数週間前のことだ。

その時は俺は友人たちとキャンプに向かっていた。
食事に使う薪を集めていたときに奇妙な洞窟を見つけて興味を感じ
その中へ入っていった。
地下の階段を降りると、そこは青白く光る時計の形をした魔法陣があった。
そして魔法陣の中に入ると突然魔法陣は光を発して、俺の視界は真っ白になった。

そして気が付くと魔法陣は無くなっていた。
壁に目をやると『この場に来たものを時の支配する力を授ける、時を自在に操る力をどう使うかは好きに使え』と書かれていた。
洞窟を出るともう夕方になっていて暗くなり始めていた。
(マジかよ・・・ったく本当に時間が戻ってくれたらな)
そんな事を思っていたら突然太陽が戻り始め鳥も逆方向に飛んでいた。
−もしかして、あれって本物?−
しかし、実際に時間が戻って行っているのだ。
認めざる得ない。


こうやって俺は時間を操る能力を手に入れた。
俺もあの壁の文字のとおり好きに使うつもりだ。
しかし俺はこの力を使って世界を騒がす大悪党になるつもりは無いし、スーパーヒーロー見ないな責任感の強い人間じゃない。
例えるなら映画に出てくる仮面をつけると緑色の顔になるヒョウキンな『マ○ク』のような感じだ。

=数週間後=

俺は家でパソコンで友達にメールのやり取りをしていた。
「そろそろ寝なくてもいいの?」
「な〜んだ姉貴か」
「何だはないでしょ」
ちなみに今部屋に入ってきたのは俺の姉である。
「亮太、学校の長期休暇だからって夜更かしは駄目よ」
「和美姉ちゃんこそモデルの仕事はいいのかよ」
「私も明日から暫くモデルの仕事は休みなのよ、だから久々にゆっくりできるのよ」
「そうなんだ」
すると突然部屋から出ようと戸に手をかけようとした途端動きが止まった。
「それじゃ、少しぐらい悪戯しても構わないよな」
最近発見したのだが時間を止められるのは地球全体から小さな虫一匹の時間も停止することが可能と気づいた。
姉だけの時間を止めて人形のように停止させたのだ。
「それじゃ失礼しますよ」
そういうと姉のパジャマを脱がし始めた。
姉は表情も変えず抵抗もしないまま、あっという間に下着姿になってしまった。
「モデルが職業だから綺麗な体だな」
姉の体をじーっと鑑賞して右手を長髪の後ろにして左手を腰に移動させてモデルのようなポーズをさせた。
その後人形となった姉を色々なポーズをさせてデジカメに何枚か写した。
「んじゃ、お休み」
最後のに時間が止まって人形となった下着姿の姉を自分のベットに持って一緒に添い寝をして一夜を明かした。

=次回に続く=


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