初夜〜The later story-8
「俺のために穿いてきたくせに」
秋くんはそう囁くと、わたしのスカートをピラッとめくりあげた。
彼の言うことは確かに事実で…、わたしは何も言えなくなる。
「ほんとは藍も俺とこんな風にえっちな事がしたくて…」
「秋く…っ」
「藍はえっちだなぁ…」
すべて見透かしているような秋くんの視線。
逃げたくなって、わたしはとっさに目を逸らしてしまう。
「やだ…ゆわないで…」
「そうだって言ってよ」
求めるような秋くんの言葉に、わたしは恥ずかしくなって俯く。
すると秋くんはいきなりわたしの脚を掴んでグイッと開かせた。
「!やっ…だめっ…」
恥ずかしくてイヤイヤと首を振るわたしの手首を押さえて、秋くんは下着に指を差し入れてきた。
そのままグイッと奥まで押し射れられてしまい、背中がピクンとうねる。
「んぅ…っ」
「きもちい…?」
思わずしがみついてしまったわたしに、秋くんが甘く囁きかけてくる。