Blackmail-11
「さあ、下着姿になれよ」
恭香は唇を震わせ琢磨を睨め付ける。が、深く呼吸をすると諦めたようにコートを床に落とした。
ジャケットを脱ぐ。胸元深く開いた緋色のシャツは細身で、豊満なる乳房を強調している。
恭香は、ためらい勝ちにボタンを外していく。
「…なかなか良い眺めだ……」
シャツを脱ぎ捨てると、赤いブラジャーが目に飛び込んで来る。
ピンスポットの照明が、素材の光沢感を強調している。
恭香の手が、ベルトのバックルに掛かる。俯いたまま動きが止まる。
「どうした?早くやれよ」
琢磨は、腕を組んで座ったままの姿勢でアゴをしゃくって続きを促す。恭香の手が再び動き出した。
ベルトを緩め、スカートのホックを外してファスナーを開く。スカートが床に落ちた。
ブラジャー同様、赤く光沢のあるパンティが露になる。
その下に伸びる脚には、黒いセパレートのストッキングが太股まで被っていた。
「…実に良い。才女であるアンタが、これほどいやらしい身体の持ち主とは……素晴らしいコントラストだ」
恭香は恥ずかしさのあまり、琢磨から視線を外している。
「じゃあ、次はこれを使ってオナニーでも見せてもらおうか」
琢磨が恭香の足元に何かを滑らせた。それはローターだった。
「さあ、あの映像みたいにやって見せてくれ。デスクの上で股を開いてな」
「…そんな……」
「オイオイ。まさかコレで終わりと思ってんじゃないだろうな。
今日びの〇学生だって僅かな金で寝てるんだぞ。まして、オマエのキャリアが掛ってるんだぜ」
「……」
琢磨の脅しに対し、恭香は無言のまま足元に転がったローターを拾うと、デスクに腰を掛けて左右に大きく脚を開く。
その中心の赤いパンティ。その、さらに中心部は深紅に染まっていた。
「なんだ。もう感じていたのか」
琢磨はクスクスと笑う。
恭香も驚いた。これほどの辱めを受けているのに、見られるほどに身体が反応している事に。
ローターの電源を入る。小刻みなバイブレーションと共に覚えのある作動音が、さらに身体を疼かせていく。
「…ふぁっ…ああ…ん…」
ローターが深紅に染まった部分に当てがわれる。恭香の口からは吐息が漏れ、脚をくねらせる。
「…あっ!…あぁぁっ…う…ん」
ローターを上に滑らせ、クリ〇リスを責める恭香。苦悶の表情を浮かべ、時折、脚を震わせる。
生で見る迫力に興奮したのか、琢磨は〈ゴクリ〉と喉を鳴らすと、立ち上がって恭香に近づいた。