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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋と春か夏か冬〜日常生活編〜-2

昼休みはほぼコレの繰り返しで毎日過ぎていく。
だが冒頭にもあった通り今日は他の話題があり
それから逃れようと急いで残りの弁当(って言ってもパンだが)を食べていると…

「しかし新学期から早1ヶ月、恭介ちゃんが告白されるのは何度目だ?5回?」

くそ!ロン毛め余計なことを
言い忘れてたがみんなの身体的特長は

拓也が金髪ロン毛で背も178?と高め。意外と顔も悪くない。
理緒は黒髪の猫っ毛で童顔。背は160?若干低めである
鈴音は赤に近い茶髪の髪をポニーテールにしている。
背は170?と女の子にしては高めだろう。見た目も美人だがあの性格だか『なんか失礼なこと考えてるでしょ』

…勘も鋭い女である。

俺は黒髪をロン毛ほどじゃないが軽く伸びてる程度で、背は180?と無駄にデカい


「4回ですよ拓也さん。それでも週に1回ペースだから多いのには違いありませんね」

「恭介のくせに生意気ね。あなたは誰とも付き合わないのかしら?」


「そうだよなー♪今日告白してきた子なんて可愛かったじゃねーか。年下か?このロリコンが」

完全に八つ当たりである。年1つでロリコンって


「…いいだろ別に」


「いーや、よくない!お前が付き合えば俺とお前の彼女と彼女の友達でグループ交際できるだろ?だから彼女作れ!作って!作ってください。」

もはやプライドもない男である


「そんなに彼女つくりたいなら鈴に頼めばいいだろ」

「ばか、おまえは俺に死ねと言っているのか」


「あっ、バレた?」


「どーゆー意味かしら?」

「「なんでもありません!」」


鈴に頼むと彼女ができる前に命が危ないことを彼らは知っている


「失礼ね。私だって鬼じゃないわよ。女の子ぐらい、いくらでも紹介してあげるわ」


「えっ、ほ本当か鈴ちゃん?…いや鈴様」

おいロン毛

「ええ。近くに良いゲームショップがあるの。ただし5万くらい紹介料もらうわよ」


「た、高いな。でも彼女のため!すぐ貯めるから貯まったら紹介してくれよな♪」

おいロン毛、気付け
あいつはお前に二次元と付き合わす気でいるぞ
しかもゲームは5万もしない
残りの4万近くをカモろうとしてるって!


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