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DEEP DIVER玲那〜闇に沈みし者〜
【ファンタジー 官能小説】

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DEEP DIVER玲那〜闇に沈みし者〜-14

「…は、はい」
 緊張した面持ちで、言葉少なに返事をする奈々花。二人はそのまま無言で教室を出ると、新校舎の一階にある生物準備室へと向かった。
 暗幕が引かれ、薄暗い準備室。棚にあるケースには蛙や鼠が飼われており、準備室の扉が開くと僅かな光が射し込み、飛騨に伴われて入ってきた奈々花に一斉に視線を向ける。
 ホルマリン漬けの動物標本にアナトミー人形。あまり気持ちの良いものが並んでいるとは言えず、奈々花はなるべく目を伏せて準備室の中に入る。
 すると、飛騨は準備室の鍵を閉め、小さく肩を振るわせる少女を後ろから抱きすくめた。
「…あ」
 小さく声を上げる奈々花。スカートの上から堅い物が押し付けられ、思わず顔を赤らめる。
「大神室、まずは亀の世話からしてくれないか?」
 そう言って、奈々花の腰に手を回す飛騨。しかしその時、右側の手に紫電が走り、慌てて手を下げる。
「な、なんだ、これは?大神室、何かポケットに入っているのか?」
 自分の手と奈々花のポケットを見比べ、訝しげな顔をする飛騨。言われて奈々花は、ひもを通したお守りが右のポケットに入っている事を思い出す。
「は、はい。あのぉ、と、友達にもらったお守りが…」
 奈々花はそう言いながらお守りを差し出すが、飛騨は手を出そうとはせず、奈々花の差し出したお守りを怪訝な顔で見つめる。
「力のある呪符が入っているのか…。今時、まともに呪符を作れる術者がいるとはな。そうか、あの娘、或いは鎮魂機関の」
 思案する飛騨。その飛騨の顔とお守りを交互に見比べる奈々花。
「すまないが大神室、そのお守り、捨ててくれないか?」
「…え?あ、あの、先生?これは、友達からもらった大切な…」
「………大神室、その友達とこの僕と、どちらが大事なんだ?」
 奈々花は返答に窮した。
「私、あの…私、これは、その、…御免なさい、先生」
「そうか、なら此処から出ていってくれないか」
 他愛もない駆け引きだったが飛騨には奈々花が逆らわない自信があった。他人に触れ合ったことの少ない奈々花は常に他人から拒絶されることを恐れるからだ。
「……そんな」
「大神室は僕よりその友達の方が大切なんだろ?」
 顔を覗き込まれ思わず視線を逸らして、うなだれる奈々花。しかし、やがて意を決し、窓の外にお守りを投げ捨てる。
「そうだ、それで良いんだ。大神室、君は僕の言う事さえ聞いていれば良い…」
 そう言うと飛騨は案の定と言った感じで満足げな笑みを浮かべた。そして、肩を落として項垂れる奈々花の後ろから覆い被さると、少女の身体を抱きすくめた。うなじに顔を埋め、舌を這わしながら少女の香りを嗅ぐ淫行教師。
「ああ、大神室の身体はいつも甘い香りがするな…」
 ぴちゃぴちゃとなめらかなうなじに舌を這わしながら、飛騨は上着の裾から手を差し入れ、ブラジャーの上から少女の柔らかい胸を揉みしだいた。
「ん、んぁ…せ、先生」
 頬を羞恥に染め、鼻を鳴らす奈々花。飛騨はブラジャーを強引に引き下げると、こぼれ出た果実に指を這わした。と、同時に、奈々花の腰を支えていた手を離し、ズボンを引き下げて肉棒をひねり出す。
「ほら、大神室。触ってごらん。大神室に可愛がってもらいたくて此処がこんなにも固く、熱くなっている」
 そう言うと飛騨は興奮した面持ちで奈々花の小さな手を掴み、醜悪な肉の塊に少女のしなやかな指を誘う。
「あ、熱…」
 びくびくと脈打つ剛直に触れ、思わず手を引く奈々花。しかし飛騨はそれを許さず、奈々花の手を掴んで強引に一物を握らせる。
 戸惑いながらも肉棒を握る奈々花。その奈々花の小さなの手の平の中でどんどんと血流が流れ込み、陰茎は勢いを増し、臍につかんばかりにそそり立つ。
 半年くらい前になるだろうか、奈々花は放課後の準備室で飛騨に処女膜を破られて以来飛騨の肉棒の味を舌と身体と心に覚え込まされ、理性では拒みつつも幼い肉体は敏感に反応し、男の生臭い陰茎を欲するようになっていた。


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