「美女と野獣・・・」-92
クソキモがにやついた顔をして、何やら目で合図を送っている。
それに答える様に男優達は各々小さくコクッと頷く。
何かが始まる予感がした。
Rはまだグッタリと横たわり、朦朧としている。
オレのブツの射精準備はとうの昔に整い、
玉袋は破裂するほどパンパンに膨らみ、
亀頭の先端からは粘りのある透明なガマン汁が溢れに溢れ出して、
ブツ全体をもグチョグチョにする程までの量に達している。
サオの部分でもカリの部分でも、ブツのどこかを握ったり、
何かが触れただけでもきっと凄まじい勢いでドドドピュッピューッ!と
すっ飛んでいくに違いない。
一度は真っ白に塗りたくられたRの顔も、
今は白さを失って透明のツルテカ状態となり、
閉じた瞳に長いまつ毛が、まるで今どきギャル風のコッテリと塗ったマスカラの様だ。
リップだけに留まらず、口の周り、いや、顔全体にグロスを塗りたくった様なRの顔が、
照明の光に反射されてキラキラと輝いている。
もはや全身がクリと化したRへの陵辱が、今スタートしようとしていた。
ぶっ挿したままストップしていたクソキモの下半身が、ようやく再始動し始めた。
ゆーっくりとアソコから引き抜き、そしてまたゆーっくりと挿し込む。
「・・・ふ・・・・ぁぁ・・・・・・ふぁ・・・・・あぁ・・・・・」
抜く時と挿れる時とで、Rの吐く吐息の種類が違う事に気が付いた。
いつもは何も考えずにただ画面の中のシナリオ通りのSEXを楽しんでいたが、
Rに釘付け、Rの裸体に釘付け、RのSEXに釘付けになっている今でこそ、
クソキモが行ったつまらんスローインサートで気づく事が出来たのだ。
普段何ら普通に出し挿れしているにも係わらず、今のRの様に極度の過敏状態となると
こんなスローな動きですら快楽に溺れてしまう事が出来るのだろうか。
「・・・ふぁ・・・・ぁぁ・・・・・・・ふぅあ・・・・・あぁぁ・・・・・」
息を殺し、声を出すまいと心掛けているのかどうかは知らないが、
そうしていてもついつい口から漏れてしまう、漏らしてしまう様な
静かで甘い快感に打ちひしがれている、そんな気がした。