投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「美女と野獣・・・」
【レイプ 官能小説】

「美女と野獣・・・」の最初へ 「美女と野獣・・・」 70 「美女と野獣・・・」 72 「美女と野獣・・・」の最後へ

「美女と野獣・・・」-71

時間というのは酷なもので、一生Rの事が頭から離れないだろう、と

当初は思っていたが、時間が経つにつれ、日が経つにつれ、

気持ちは薄らぎ、熱は和らいでいった。

ただ、記憶だけは鮮明に覚えている。

忘れようにも忘れる事の出来ない悲惨な事実。

オレにしか見せない無邪気な笑顔。

話し合い、笑い合い、幸せな時間を過ごしたほんの一時。





別に楽しくもないのに、流れる様に時が過ぎていった。

Rを見習うべき、と誓った事すら頭から離れ、

どうでもいい事に時間を費やし、

向上させるべき事を疎かにする。

時間を無駄にしているその時には無駄と気付かず、

必ず後になって無駄だったと気付く。

大学とは自分を向上させる所であり、

自分を堕落させる所でもある事を知ったのはつい最近だ。





そんなオレにも新たな彼女が出来た。

Rと比較する事も無く、彼女は彼女で最高に可愛かった。

心も洗練され、誰にでも愛される様な明るい子だ。

異性の友人も多かったが、同性の友人の方が遥かに多かった。

それだけ彼女には人気があり、魅力があり、必要とされる要素があるという事。

少なからずオレ以外の連中には、それらをRから感じる事が出来なかったという事。

まぁそれは過去の話。過去の事。

今は全力で今の彼女に愛を注ぐ事が何よりも大事。





オレと彼女は順調に愛を育み、一人暮らしのオレん家で昼間っからSEXしたり、

暗闇の中でカーセックスをしたり、何か事ある毎にSEXをしていた。

たまに財布が分厚い時だけラブホへと足を運び、

普段と違った場所でやるSEXがいかに興奮するかを楽しんだりもした。

それが何回目のラブホ訪問かは忘れたが、その日もいつもと同じ様に

甘い空気に包まれて、気負いながらも財布の中身を確認してから

ラブホへと車を飛ばした。

バイトをしていると言えども、学生の身分では豪華なラブホへはさすがに行けない。


「美女と野獣・・・」の最初へ 「美女と野獣・・・」 70 「美女と野獣・・・」 72 「美女と野獣・・・」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前