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「美女と野獣・・・」
【レイプ 官能小説】

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「美女と野獣・・・」-23

その8


ある日、Rは転校してきた。

いつものように眠い目を擦りながら、かったるいその日の始まりを向かえようと

席に着いて半寝状態で座っていると、

ドアがガラガラッと開き、オレの嫌いな数学の先生がとうとう登場しやがった、と思ったら

予想を覆してクラスの担任が現れた。

担任に連れられて一人の女子が教室に入ってくる。

生徒達みんなが瞬時に転校生だと気付き、おおぉ!という歓声があがった。

「今日から仲間が一人増えたから。みんな宜しく頼むよ。」

おおおぉぉ!と再度歓声があがる。

「・・・Rです。・・宜しくお願いします・・・。」

いかにも消え入りそうな小声でRは挨拶をした。

それも誰一人とも目を合わせたくないのか、うつむき加減でずっと下を向いている。

「とりあえず一番後ろのあの席で。ね?いいね。」

「・・・はぃ・・。」

担任は窓側の後方2列目のオレの方へと指を差しながらRを促した。

そういえば昨日まで無かったオレの席の後ろに、

R用に新たな机が設置されている事にたった今気が付いた。

小学生の頃、転校していく人や転校してくる人が度々いたものだが、

中学ではそれが激減し、ましてや高校では珍しく、今回のRが初めてであった。

昔ながらのそのドキドキ感が蘇り、

Rのすぐ目の前の席という事に、他の連中よりもほんの少し勝ち誇った気分にオレはなっていた。

「ども。」

軽く会釈をする。

「・・・あっ・・・ど、どうも・・。」

Rも軽い会釈で返した。





女子高生と言えば、というか少なくともオレの周りの女子達は、

そこまで上げなくても、と思う位ギリッギリのトコまでスカートの丈を短くし、

肉付きの良い柔らかそうな白い太ももを覗かせていて、

更に、そこまでダルダルにしなくても、と思う位ダラッダラにたるませたスーパールーズを履いて

いかにも女子高生の象徴を掲げたファッションでーす、みたいなモノを貫いているモノだが、

Rは全くその容姿とは裏腹な、いかにも地味路線です、みたいな格好をしていた。


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