「美女と野獣・・・」-14
その5
「あいよ。」
どこまで準備が良いのだろうか、カメラ小僧が素早くハサミを手渡し、
彼はRのパンツの底を引っ張り、チョキンッと切った。
そしてスボンのファスナーをすかさず下ろし、既にキンキンにおっ勃っているブツをニョロっと出して、
か細いRの腰をグイッと持ち上げ、薄いピンク色をしているRのアソコへと突き刺した。
アソコにブツが当たる感触を捉えたRはさすがに渾身の力を込めて暴れるが、
いくら暴れても腰が多少上下左右に動くだけで、抵抗とはとても言い難い。
「ぃゃーーーーっ!」
その場にいる連中にすらちゃんと聞こえてるか分からない程、
大きな叫び声はいとも簡単にハンカチによってかき消されてしまう。
さて、アソコに突き刺したはいいが、当然すんなり入ってくれるハズもない。
未だかつて本気で人を愛した事など無いガキ連中が
愛撫という言葉の意味や存在を理解しているハズもない。
「クソッ・・・ちょっと位濡れろってんだよ!」
「強引に入れちまえよ!あっははぁ!」
「交代しろよぉ!お前の粗チンじゃ無理だ。俺がぶち込んでやる!ダッハッハァッ!」
「うるっせーなぁ!黙ってろよコノヤロー!」
いつ誰が来るか分からないドキドキ感と同時に、
なかなかブツがアソコへ入らないイライラ感と、
周りの連中のオチョクリによるイライラとで、
彼は相当苛立っていた。
ついに彼はアソコへ唾を吐きかけ、
これでもかと言わんばかりに突き刺し続けると、やっと強引に中へねじ込んだ。
「・・・ゥギッ・・・・ィャァァァアアアアアアッッ!!!」
この世のモノとは思えないその絶叫を、
ごくごく普通のハンカチがかき消す事は出来なかった様だ。
手足を強く押さえていた4人はあまりの驚きに一瞬手を緩めてしまったその瞬間、
火事場の馬鹿力とはまさにこの時、と言わんばかりに全身全霊の力を込めて
手を振り、足を振り解き、Rは肘を床について立ち上がる寸前までいく事が出来た。
が・・・
彼だけは振り解く事が出来なかった。