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二子
【鬼畜 官能小説】

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二子-1

ここは僕のソファー。

いつも僕が座り、ときには眠るソファー。
僕の部屋にあり、僕しか座ったり横たわったりすることがないはずの僕だけのソファー。

だけどその日は違った。

僕がいつもどおりそこに座って日課である読書をはじめようとしたら貴方がいた。
僕は貴方を知らない。

明らかに人の色ではない白い肌、漆黒の長髪、憂いを帯びた瞳…………


僕は尋ねた。
「ねえ、あなたはどうしてそこにいるの。そこは僕のソファーだよ。」

貴方は答える代わりに僕を手招きして呼び寄せた。

そして僕を優しく抱き締めた。


貴方の腕の中でどれくらいの時が経ったのか分からない。



いつの間にか僕らは素っ裸になり、僕はソファーに座る貴方と対面して抱かれていた。

僕はぼんやりとしていた。
ぼんやりと貴方の白い身体を眺めていた。


貴方の身体はとても普通じゃないことに気付いた。
そして僕の認識の誤りにも気付いた。

白い平らかな胸に描かれた青く黒い花々……………僕はそれが刺青ではないと確信していた、なぜならそれは人工的なそれよりももっとリアリティーをもち、また美しく下品であったから…………

股間には貴方の身体には似合わない赤黒いペ〇スと柔らかそうな処女のような腟があった。

しかしそれらを見ても貴方は十分な男性とは思えず、十分な女性とも思えなかった。

ただ、人間ではない"十分な人間"であった。


僕はぼんやりとそんなことを考えていたはずだったが、いつの間にか貴方と激しく唇を重ねあわせ互いの唾液で口まわりはてらてらと光っていた。

貴方の手は僕の小さなペ〇スを弄んでいた。

「あっ、」

声が漏れた。

貴方の刺激が強くなる。

「ああ…ゃ…ぐちゅぐちゅしないで…よ………あぁあ」

貴方は無視する。
だから僕は桜色の乳首を強く噛んだ。

「これ………以上したら………ぁああ…貴方の乳首取っちゃうから…………あぁああ」

喘ぎ喘ぎ一生懸命に意思を伝えようとするが、貴方は苦痛の色を少しも見せずむしろ心地よさそうにし、更に僕自身を強く握り手を早める。


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