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二子
【鬼畜 官能小説】

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二子-3

しばらくして貴方は言った。

「わたくし、まったく感じていませんでしたよ、すべては茶番なのです」

僕はなにも考えないだからなにも答えられない。

貴方は続ける。

「いまのきみはいつかのわたくしでいまのわたくしはいつかのきみです」

僕はなにも考えられないしかし貴方の"ふつうの人間"らしい表情だけは認めた。

僕らは見つめあっていた。

貴方はほくそ笑み、僕は大声で泣き叫び、わめき、罵声を浴びせ、そして消えた。





僕らはかつて双子だった。

貴方は奇形だったが僕は正常だった。
僕は貴方を苛めるすべてから守った。
それが義務だと思っていたから。

僕は貴方が僕の唯一無二の兄弟であり奇形ということからすべてを許していた。

だけど、あのときは違った。
僕の誕生日に祖母からプレゼントされたソファーの上で貴方はどこで覚えたのか知らないが自慰をしていた。
そして僕の大事なソファーを汚してしまった。
僕にはそれが許せなかった。

僕は怒りと興奮に身を任せ、貴方を嬲った。
その汚い棒が悪いんだと言って掴み、握り潰そうと試み、それが不可能だと知ると机上にあった果物ナイフで切り取った。
貴方は悲鳴をあげ、意識を失った。
僕はそれに性的興奮を感じ、貴方の幼い腟に僕の幼いペ〇スを差し込んだ。
それは本能的なものであった。
なぜなら僕は童貞であり、性交の方法などまるで知らなかったからだ。
とにかく僕は本能と快楽に身を任せ、何度も何度も性交を繰り返した。

貴方がすでに屍体と化しているにも関わらず……………。





嗚呼、記憶が巡る。





嗚呼……………………





殺すつもりはなかったよ

ほんとうに


だって僕は貴方を愛していたのだから


唯一無二の僕と貴方…………………………

これからはずっと一緒だよ………………


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