震える肢体U-9
「…良いぞ…熱くなって…締めつけが…」
「あん!あん!…うっ…ん!」
激しい責めに虚ろな目をし、新たに唾液を流す姿に、もはや令嬢の面影は無かった。
「…ああ…出る…出るぞ…」
「私も!…来る!来ちゃう」
町田のグラインドが速く小刻みになる。
「ンンンンンンッ!!」
麗香の声も小刻みなビブラートを奏でる。
「ぐあっ!…ああっ!…あ…ああ……」
町田は最後に深く突き込むと麗香の膣内にほとばしらせた。
麗香も同時に、ビクッ、ビクッと身体を揺らし、絶頂に達した。
町田が腰を引いた。ぬらりとペ〇スが抜かれると、麗香の膣内から吹き出るように精液が溢れ出た。
「…ああ…あ…」
余韻に浸っている麗香に町田は唇を重ね、舌を入れた。
「…うん…ん…」
麗香は舌を絡めた。
屋敷にロールスが到着する。降りる間際、町田が言った。
「お嬢様、これから〈セックス〉したくなったら私におっしゃって下さい」
そう言って振り向いた目は嘲るようだった。
麗香は無言で降りて行った。
ー1週間後ー
ロールスが学校を後にする。
いつもの帰り道。
「町田…」
突然、麗香が言ってガラスを叩いた。
町田はガラスを降ろすと聞いた。
「なんでしょうか?お嬢様」
すると、麗香は顔を紅潮させて言った。
「…き、今日は…あそこへ…行ってちょうだい……」
それを聞き、麗香の表情をバックミラーで覗いた町田は薄笑いを浮かべて言った。
「かしこまりました……」
…「震える肢体?」完…