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ヲタク彼氏
【コメディ 恋愛小説】

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**ヲタクアイドルVSメガネ王子**-6

「ちょっと熱いね。って言っても俺も熱いからよくわかんないだけどさ。」


ぐはっ!!!

困ったように笑わないでくださいっ!!!


眩しい‥‥


かっこよすぎる‥‥ぐぁ‥



「熱いって先輩、熱あるんですか!???」

私が熱いのはあなたのせいですから、先輩は普通に具合が悪いのでは‥‥?

「いやっ‥まさか僕みたいなのが渡辺さんと話せるなんて思ってなかったから。」

「はい?」

「渡辺さん、結構人気あるんだよ?背ちっちゃくて、顔小さくて、目が大きくてたれてて可愛いって。それに肌白いし、童顔だし‥‥チャラチャラしたやつからアキバっぽいやつまでみんた可愛いって言ってたよ。」


確かに私は今までこの童顔というかロリ顔?のせいでアキバ系のオタクに言い寄られたことはたくさんあった。(瀬戸先輩を含む)


でもこんな王子サマみたいにかっこいい人に言われるなんて‥‥



「本当に大丈夫?真っ赤だよ?」


「だっだっ大丈夫ですっ!!それよりどうして先輩はここに!??」

こんな質問はついさっきもした気がする。


「あぁ、実は今朝渡辺さんをここまで運んだの僕なんだよね。あっ僕は片桐由樹。よろしくね、ひよりちゃん。」


あぁ―――‥‥


もぅ――‥‥


完全ノックアウトされました。


知ってますとも‥‥。


先輩が昼休みにいつも図書館で本を読んでいることもその本が英字で難しそうかと思いきや、たまにスヌーピーとか可愛いものだったりするのとか‥‥。
俯いた拍子に下がった眼鏡を中指でくっと上げる仕草が宇宙一かっこいいこともいや‥‥美しいことも‥。


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