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社外情事?〜気晴らしの酒と思わぬ睦事〜
【その他 官能小説】

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社外情事?3〜堂々巡りと結論情事?〜-17

ずちゃっ!ぐじゅっ!じゅぶっ!ずぶっ!

「ぁあっ!せーじくん、せーじ、くぅん…っ!」

ぐちゅっ!ずちゅっ!ぐぶっ!じゅぶっ!

「く…っ!玲さん…玲さん…っ!」

その末に行き着くのは、五日前と同じ快楽の無限連鎖。だが、今回のそれは五日前のものとはまるで違う。

「すき…すき…っ!せーじくん、だいすきぃっ!」

「玲さん…俺も…っ!好きですっ、玲さんっ!」

一方通行だった想いを、繋げあって。
自分の肉欲を満たすだけではなく、互いで互いを満たしあって。
僅かに残っていた理性は、愛情に染めて。
二人は体だけでなく心も重ね合い、精一杯の愛情を贈り合い、本能が欲するままに快感を貪り合う。
それは、快楽だけでなく情愛にも満ちた、無限連鎖。その中で抱き合った二人は、快感に身悶えしながらも互いを満たし合う。
そして、二人は次第に、遥かなる歓喜の頂きへと上り詰める。

――びくんっ!びく、びくっ!

「ぁぁあぁぁっ!!」

びゅ、びゅくっ、びゅう、びゅうぅぅっ――

一足先に頂きへと上り詰めた玲が、湧き上がる感覚に身を震わせ、一際高く鳴いた。その震えは誠司と結びついた膣内にも及び、今までにない程に襞を蠢かせる。
当然、膣内に入り込んだ怒張はその影響をまともに受け、途方もない刺激を与えられる。そして、それは即座に膨大な快感となり、誠司に劣情の発露を引き起こさせた。
「はぁ…はぁ……あつい……からだの、おくが…熱いぃ…」
絶頂の後、高みから転げ落ちた玲は、朦朧とした意識で誠司の熱を感じ取る。
「私のナカ……誠司君のでいっぱい…」
そう呟く彼女の表情は、例えようのない喜びに満ちていた。それを前に誠司は、荒げた息を少しずつ整えながら微笑みを返す。
「…玲さんのナカ…まだ吸いついてきます…」
「…五日ぶりだもの…もっと誠司君と一緒に気持ちよくなりたいのよ…」
「…嬉しいですね、そういう事言われると」
軽い口付け。すぐに唇を離し、誠司は微笑を僅かばかりの苦笑に変え、白濁液を蓄えた玲の蜜壺から、半萎えになった自身の愚息を引き抜いた。
「ぁ…っ」
「…でも、一回でこれだけ疲れるって事は…ここで続けるのは得策ではなさそうです」
「…そ…そうね…」
途端に、玲は不満そうに顔を逸らす。だが誠司は、両手で彼女の顔を挟み込み、再びこちらを向かせた。
「…場所を移そうって言ってるだけです。むくれないでください」
言い聞かせるような口調。
「続きは、場所を移してからです」
そして、再度の微笑。
玲は思わず、頬を赤らめながら――

「……うん」

――我知らず、可愛げに頷いてしまった。


――それから数十分。
「…で、これからどこへ行くのかしら?」
一階へと降りていくエレベーターの中で、髪を下ろし眼鏡を外したままの玲が、誠司に視線をやった。
「…どうしましょうか」
「…考えてなかったの…?」
「すいません…俺、ラブホテルとかあんまり知らないんで…それに、場所を移すって考えだって、さっき出たばかりなんで」
「…わかったわよ…」
ため息が一つこぼれた。同時に、一瞬の体が沈むような感覚が襲い、その後エレベーターの扉が開く。
二人はすぐにエレベーターから出て、会社を後にしながら会話を続ける。


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