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はるのいろ
【青春 恋愛小説】

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はるのいろ#2-6

「悪かったな。気が利かなくてっ。」




「もうっ、ジョーダンだよっ。」




「分かってるっ。」





「…ここさ、夜景も綺麗なんだ。」




「へぇーっ。見てみたいな…。」




「まあ、東京タワーとか、高層ビルから見る夜景ほどはすごくないけどな。」




「なんだぁー…。って言っても、私、そういうとこから夜景見たことないんだー…。だから大丈夫っ。」





「まあ、俺もねぇけどな…。」




「え…。だってさっき、東京タワーとかの方がすごいって…」


「あれは俺の予想。」




「なにそれーっ。知ったかじゃん!」




「うるせー。」





気が付くと私達は二時間近くもそこにいた。




それくらい、時の流れを感じさせなかった。





「今日はありがと。すごく楽しかったっ。」




「うん。じゃ、またな。」


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