**掃除ロッカーからこんにちは**-2
ガタガタガタンッ!
「ぅえっ!??」
なんか変な声出しちゃったよ(汗))
何!??今、揺れたよ?掃除ロッカーが自らガタガタガタンッ!って‥‥
ガダガダガチャンッ!
「ふぅあぁ――!」
奇声二発目。
ってか‥‥
‥‥‥‥‥‥えっ?
ガチャン?
「いやー結構な重労働だったよ。教室からここまで50メートルくらいあるからね。だいぶ床に傷つけちゃったかな。」
あぁ‥‥ご苦労さまです。
えっと‥何をしてらっしゃるのでしょうか??
直接、聞くべきなのかな?
「何をしてらっしゃるのでしょうか‥‥?」
「えっ?あぁ!ひよちゃんいつもここにいるから、わざわざ掃除ロッカーここまで持ってきて隠れて待ってたんだよね。」
‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥。
うん、逃げよう。
踵を返す私。
それを止めるのは‥‥‥‥
なんで瀬戸先輩!???
「あの‥‥私はこれで‥」
早く帰りたい‥‥。
「ちょっと俺の話聞いてた!???」
えぇ。聞きましたとも。
その容姿でなければ完全ストーカーな発言を。
しかもちゃっかりひよちゃんとか呼んじゃってるし。
「俺‥‥‥前から言おうと思ってたんだけど‥‥」
ちょっと待ったぁ――っ!!
「ひよちゃんて俺のルナタンにそっくりなだよね。」
‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥。
昨日見た廊下は、長かったなぁ‥‥。
つづくッ!????