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Betrayar
【その他 官能小説】

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Betrayar-5

「…ふっ…うん……」

意識が戻り始めてるのか、鷹谷の愛撫に声を挙げる綾子。
舌はうねうねと膣内を動き廻り、溢れてきた愛液をすくい舐める。

「ふぁぁ……あ…」

綾子は荒い息遣いを挙げながら、無意識に腰をモジモジと動かしている。

頃合いは十分と感じた鷹谷は、すでに固くなった自らのペ〇スを綾子の花弁にあてがうと、ゆっくりと膣内へ入れていった。

「…うっ…ううん…!」

綾子はおぼろげな記憶の中、目を覚まし、驚愕の光景を見た。
全裸で大きく脚を広げて、自らの膣内に男が入っているのを。

「いやああぁぁーーっ!!」

綾子が悲鳴を挙げた。しかし、鷹谷は関係無く、腰をグラインドさせて綾子の膣内を突き続ける。

綾子は何とか鷹谷を退けようとするが、所詮は女の力であるのと、ひと突き毎に意思に反して悦びに溺れてゆく身体の反応に、いつしかあえいでいた。


こうして、綾子は鷹谷との情事を、撮られてしまったのだ。


「真木さんに電話が入ってますが……」

高砂建設の代表電話を受けた受付嬢は、戸惑いの声を挙げていた。

「どなたから?」

綾子は諭すような口調で受付嬢に聞いた。

彼女はなおも戸惑った様子で、

「それが…鷹谷と言う男性の方です……」

瞬間、綾子の顔が青ざめる。

「…つ、つないでちょうだい」

綾子の声と共に〈カチャッ〉という接続音が聞こえると、鷹谷の声が受話器に響いた。

「ご無沙汰してます綾子さん。鷹谷ですが……」

綾子の中で、2週間前のおぞましい出来事が甦ってくる。

「どういったご用件でしょうか?」

綾子は周りの目を気にして、努めて冷静に対応する。逆に鷹谷の方はその仕草が想像出来るのか、笑っていた。

「フフッ、綾子さんも大変ですね。周りを気にしながらボクと話さなきゃならないなんて……」

「ご用件は?」

「……つれないなぁ、まあ良いでしょう。先日の綾子さんとのセックスの写真がね、手元に有るんですよ」

「なっ!…」

綾子は張り挙げそうになった声を、慌てて抑える。

鷹谷は続けた。


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