Betrayar-4
「乾杯しましょう。第4期の完了を願って」
2人のグラスが重なる。同時にグラスが口元に運ばれる。
「なんだか……気分が……」
しばらく相原と談話していた綾子は、急に顔色が悪くなった。
「だ、大丈夫ですか?真木さん」
「ええ…少し休めば……」
相原のアイコンタクトで、鷹谷はそっとマネージャーに聞いた。
「女性なんだが、パーティー中に気分が悪くなって……部屋をひとつ用意出来ないか?」
マネージャーは〈すぐに手配致します〉と、3階の部屋のキーを鷹谷に渡した。
相原は綾子に肩を貸しながら、
「そっと出ましょう。皆さんに気づかれないように……」
「…ごめんなさい……」
相原と綾子がレセプションホールを後にすると、すぐに鷹谷が綾子を支えに来た。
「じゃあ、お願いね。鷹谷君」
相原の言葉に鷹谷はニヤリと笑うと、
「任しといて下さい」
鷹谷は綾子を抱いてエレベーターに消えた。それを眺める相原の目は薄笑いを浮かべていた。
部屋のベッドに寝かされた綾子。すでに意識は朦朧としている。
鷹谷がシャンパンに混ぜたクスリが効いているようだ。
鷹谷の手が綾子のブラウズのボタンを外していく。
黒いブラジャーが、豊満な乳房を包んでいる。
次に細みのセミロングスカートを脱がせる。
「ほうっ……」
鷹谷の感嘆の声が漏れる。肉づきのよい下半身を包む黒いパンティは透けて恥毛の状態まで分かるくらいだ。
加えてセパレートのストッキングが、妖艶な色気を醸し出していた。
鷹谷はビデオカメラをセットすると、自らの服を脱ぎ捨てて綾子の下着を脱がし始めた。
背中に手を回してホックを外すと、ぶるんと揺れて乳房が露になった。やや大きめの乳輪は艶が有り、左右に広がった乳房からは甘い匂いがしている。
鷹谷はゆっくりとパンティを脱がせた。
少しはみ出た花弁は、汗のためか、キツい酸味掛った匂いを発していたが、それが返って鷹谷の欲情を高揚させた。
鷹谷は綾子の脚を少し開き、秘部を広げて舌をすぼませると、膣内へと差し入れていく。