Betrayar-13
インターコンチネンタルホテル。
「はっ!はっ!あんっ!」
綾子は鷹谷の責めに悦びの声を挙げる。両手首を掴まれ、突き込まれる度に、腰をくねらせる。
花弁からは愛液が滴り落ち、鷹谷のペ〇スに絡まる。
「ああっ!…出る…出るよ!」
「…わ…私も…い…ああっ!」
鷹谷は綾子の花弁からペニスを抜くと、彼女の尻に白濁した液を飛ばした。
「相原久美は退職しましたよ」
情事の後、綾子と鷹谷は缶ビールを飲みながら、件の後日談を話していた。
「あのコ、頭は良いんだろうけど、詰めが甘いわ……」
「へぇ、どんな風に?」
鷹谷が興味深げに聞いた。
それに綾子は答える。
「私なら弱味を握ったら2ヶ月も悠長に構えないわ。
時間を置けば置くほど相手に考える余裕を与えるもの」
「なるほどねぇ。女は恐いな」
鷹谷の言葉に綾子は、
「貴方も覚えとくと良いわ。将来、自分にとって驚異となるようなら、徹底的に叩き潰すの。そうしないと自分がやられるから」
そう言った綾子は、屈託の無い笑顔を鷹谷に見せた。
…「Betrayar」 完…