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【エッセイ/詩 恋愛小説】

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だから





君にも逢えず


あの時の僕とも向き合えずに


ただ君の想い出に縋り付く臆病な僕


君に連絡を取る事も

拒絶される事を恐れて

殻に想いを閉じ込めて

虚勢という鎖で

がんじがらめに

したつもりが

いつしか

気持ちは洩れて

体までも

がんじがらめに

僕を苦しめているのは

僕なんだ





取り留めもない
この状態で
ただ
ただ
君の顔が
はっきり想い出せる
愛しい感情が
沸々と
込み上げてくる



今日も君を想い布団に包まる
もう逢う事のない
君へ想いを
夢に全て持ち込み
昇華させ
せめて夢でも逢えれば良いのにな

絶望的な現実は捨て

甘い希望と君の想い出と

添い寝して

今日も旅立つ

今日こそ君に逢えればと

君の隣行の

切符を求めて

泥のような世界に

飛び込む





行ってきます

おやすみなさい


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