電車に淫れて-6
「かわいかったよ」
囁いて、耳元にキスをする。
目の端に茫然自失の少女を映しながら、神谷は人の流れに乗って外へと出た。
しばらく歩いてから、まだ濡れた指をペロリと舐め、笑う。
久々の上物だった。
まだしばらく遊べそうな気もするけれど、固執するのは危険だ。
さてと…とりあえず鎮めるか。
少女の反応に熱くなってしまった下半身を慰めるため、トイレへと向かった。
そしてまた、次の獲物を探す。