強さの果てに…-6
「龍脚…白百合!」
「ガグッ!」
大口を開けて襲いかかってきた化け猫の顎を思い切り蹴りあげる。
だがそれは致命傷にはいたらず、
ズガッ!
化け猫はさらに反撃をしてくる。
「これでもランクBダ!その程度効くはずがない!」
「んじゃあマジでいれてやる!」
ヒュンッ
「な、早イ!」
ザッ!
「喰らえ!破王・黒百合!」
龍騎の回し蹴りが化け猫の顔面を直撃する。
「ハガッ!」
ボキッ!
「首の骨を折った、終わりだ」
「お、ノ、れ…」
「さよならだ」
黒い塊となりその場から消える化け猫。
「死んだ、か」
ピーピーピー
カチッ
「ご主人様、終わりましたか?」
「あぁ、今から帰る」
「承知しました」
こんな具合に龍騎は仕事をしている。
▽▼▽▼▽▼▽▼
「ただいま〜」
「ご!ご主人様ー!!!大変でーす!!!」
「な、なんだ!どうした!?」
「ω゜○σΣ゜Σ>> ̄>?」
「意味かんねえよ!翔!しっかりしろよ!」
「あん、ご主人さま〜、おかえりなさ〜い」
ギュッ
「だ〜!抱きつくな!」
「ご主人様!そんな事してる場合ではありません!」
「だから、どうしたんだって?」
「か、」
「か?」
「夏蓮様がこちらへいらっしゃいます!」
「か…夏蓮がぁ!?」