仮面-6
ー翌週ー
三度、図書館に訪れようと自宅を出掛ける海人。その表情は今日を待ち侘びたように悦びに満ちていた。
事実、ア〇ルへの愛撫が忘れられないのか、学校で薫を見かける度に顔は火照り、疼きが身体を突き抜けていた。
玄関を開けて門から道へと飛び出した時、声が掛かった。
「海人…」
声の主は薫だった。
それを見た瞬間、海人の背中にゾクゾクとした感触が広がり、媚るような眼で見つめている。
「今日は最高の事をしてあげる」
薫は冷ややかに言った。海人は、その言葉だけで興奮から股間を熱くする。
「こっちよ……」
薫は海人を連れて図書館へと向かった。
「さあ、入って……」
薫は海人に言った。そこは資料室前の女子トイレ。
海人は迷う事なく扉を開けて中に入る。誰も居ない。2人はこの間の部屋へと入っていく。
「脱いで……」
言われるままに服を脱ぐ海人。すでに淫茎はそそり立っている。
薫も同じように脱いでいく。ふくよかな乳房、腰のくびれが露になり、恥毛に覆われた秘部はすでに濡れていた。
海人の有り様に、薫は笑みを浮かべて言った。
「欲しいのね。もうそんなに先汁濡らせて……」
海人の剛直は脈を打ち、亀頭の先からは透明の液が溢れていた。
薫は跪くと、唾液を含んだ舌を剛直に這わす。亀頭を円を描くように舐め廻すと、上から下へと幹に舌を這わせていく。
海人はされるがままに、快感に酔いしれている。
「…ああ…岡野……」
薫は剛直を口にふくむと、ゆっくりと首を上下させていく。
「ふん…んん…」
唾液と空気が入り混じり、淫猥な音が響く。海人は無意識に薫の頭を掴み、腰を振っている。
薫は指を海人のア〇ルに入れた。
「ああっ!あ…!」
途端に電流が流れたように、海人へ快感が襲う。
海人は自らの剛直を薫の喉の奥へと突き込んで果てた。
「…んんっ!」
薫の喉に精液の珠が当たる。彼女は苦しさから眉間にシワを寄せるが、海人のモノを残らず飲み込んだ。
薫は立ち上がると脚をわずかに開き、秘部を指で開いた。ヌメヌメとした花弁が現れる。