冷たい情愛9 過去-10
手を縛られソファーに寝そべった上には彼がいる。
大腿を思い切り開いたそこには彼が居て、私の濡れた部分に自分自身を押し付け…
私がいくら懇願しても…決してその通りにはしてくれない。
頭は既におかしくなっている。
彼に下着を着けてくるなと命じられ…恥ずかしがりながら拒んでいた私は…
今…
彼に犯してほしい。
「先生…お願いだから…おかしくなっちゃうから…ねえ…」
涙が溢れる。
早く来て…余計なことなんていらないから…
優しく胸なんて愛撫しないで…
早くそのまま…。
「だったら…そのいやらしい口でお願いするんだ」
彼は薄笑いし、私にそんな事を言う。
「だから…先生の…おちん○ん…入れて…欲しい」
私は精一杯だった。
まだまだ自分から男の人を求めるなど恥ずかしい事だった。
「どこに?」
「先生のバカっ」
「言わなきゃ分からないだろ」
「だから…」
「なんだ?」
「先生のおちん○ん…あたしのおま○こに…ちょうだい…」
早く入って欲しかった。
完成された体なはずなのに、彼のモノが入っていないと、欠けて機能しない私の体。
彼と繋がらなければ、私の体も心も生きてはいけない…
本気でそう思っていた。
「設楽…入ってもいいのか?」
彼はずるい…
私が我慢できなくなり、淫靡な言葉を吐かずにはいられないようにしておきながら…
最後にはいつだって…優しく切なそうに尋ねるのだ。
私は頷く。
何度も頷く。
「いくぞ」
私の体の中心のその中に…彼の固くなった中心が一気に入ってきた。
「んああ…ああ…あ…」
慣らさずとも、彼を簡単に受け入れられる私の性器。
彼だけにそうされる快感。
彼は激しく腰を打ち付けてくる。
あまりの刺激に、性器の中も外も軽くしびれを感じる。