白ぃ華が咲き乱れる頃-2
―そしてそれから、毎日3人一緒だった。あたしは邪魔だったかもしれなぃケド、やっぱり彼女が心配だったから。
―そして何日か後、また彼女の体調が悪くなった。
それでも彼を心配させなぃ為に、朝は同じ時間に来てた。
学校に着ぃたらそのまま帰るって事も多かった。
―あたしは、朝は二人だけにしてあげよぅと思った…
そしてその日、デートに誘われたってメールが来たの!
断ってはいなぃらしかったケド、無理だって落ち込んでた。
―次の日から、彼女の容態は悪化した。入院する事になったらしかった。
あたしはその日、一人でいつもの電車に乗った。彼がいた。
あたしは彼に
「デートは無理だと思ぅ。でも、もしあの子が来ても、絶対無理させなぃで」とだけ言ったと思ぅ。
泣きそぅだった。泣ぃたかもしれなぃ。彼には、あの子は風邪で休んでるって事にしておいた。
それからその一週間は、あたしは電車には乗らなかった。
―デートの当日、あたしは気が気じゃなかった。
その日彼女は調子が良ぃといぅ事で、散歩に出させてもらぇたらしぃ。
絶対デートに行ったんだなって思った。
そしてその日の夜、彼女の家に電話したら、彼女は肺炎にかかってしまったと、おばサンは無気力に教ぇてくれた。
エイズを発症してしまったらしぃ。
…もぅ、助からなぃんだと知った…
―次の日は彼と同じ電車に乗った。何も知らなぃ彼が、スゴク憎かった。あたしは泣ぃていたかも。
でも詳しぃ事は言わず、彼女の入院先の病院だけ教ぇた。
―それから彼女は、あのカワィィ笑顔で
「おはょぅ!のぞみ☆」と、元気に挨拶を交わした学校へ来る事は、2度となかった……
あたしは病院へは、あまり行かなかった。やつれていく彼女を見ていられなぃ、弱ぃ自分。
彼女にも、
「元気な姿を覚ぇていてほしぃから、来なぃで」って、また淋しそぅに笑った。
あたしはもぅ、そんな笑顔させなぃって誓ったハズだったのに…!!
その言葉に甘ぇてしまぅ自分…。
それでも病院に行くと、面会謝絶になってる事が多かった。