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ハーレム?な少年
【その他 官能小説】

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ハーレム?な少年2-8

リンが頷いた後、すぐに泡のついた身体を洗い流し、脱衣室で服を着てアイリスの部屋に向かった。
並んで廊下を歩いている最中、目も合わせることもなく二人は何も言葉を交わさない。
緊張しているということもある。
だが、それ以上に。
もし話しかけたら、もし相手を間近で見てしまったら、堪えきれずにその場で求め合ってしまう…
そんな確信に近い予感が二人にあったのだ。

そうしているうちに、アイリスの部屋にたどり着いた。
アイリスは扉を開け、「どうぞ…」と、リンに中に入るよう促す。
リンが入った後、アイリスも続けて中に入る。
扉を静かに閉めて、アイリスは奥に立つリンに近付いた。
偶然にもそこは、大人数人は余裕で寝れる程の広さを持つ、アイリスのベッドの近く。
もう、我慢の限界だった。
交わす言葉はない。
ただ自分の気持ちに素直に、アイリスはリンにキスをした。
「ん、ちゅ、ちゅ、ちゅ…」
浴室の時とは違う、ついばむようなバードキス。だが、激しさは全く変わっていない。
それを続けながら、アイリスはリンの服のボタンを外し始めた。
興奮のせいか、その手付きは荒い。
やがてリンもアイリスの熱に当てられたのか、アイリスの服に手をかける。
もちろんアイリスは抵抗などしない。
リンが脱がしやすいように、身体を動かすことまでしていた。
お互いの肌が露になっていくにつれ、バードキスは、大人のディープキスへと変わっていった。
しばらくして、部屋の床には二人の衣服が散乱し、アイリスとリンは再び肌を全て晒した。
服を脱ぎ終えたと同時に、互いの唇も離れる。
二人の唇には、唾液の橋がかかっていた。
「…は、あ…リンさん…」
アイリスが喘ぐようにリンの名を呼ぶ。
その瞬間、唾液の架け橋もプツンと切れた。
「…アイリス様っ!」
我慢の限界がきていたのはアイリスだけでもない。
唾液の糸が切れるという淫らな光景を見た瞬間、ずっと我慢していたリンの欲情も一気に爆ぜた。
アイリスを抱きしめ、そのまま自分ごとベッドに倒れ込む。

「…リンさん、嬉しいです…貴方から私を求めてくれるなんて…」
リンの下で、アイリスはその言葉通り、幸せそうに笑う。
それからアイリスは、そろそろと自分の両足を広げ、リンに秘所を見せてきた。
「見てください…私のアソコ、浴室の時から濡れてるんですよ…」
「あ、アイリス様…」
アイリスの痴態を目の前で見せつけられ、リンは思わず生唾を飲み込む。
だが、よく見るとアイリスの身体はわずかに震えていた。
顔や首筋、身体も真っ赤になっている。
普段の彼女の性格からしたら、自らこんなポーズをするなんて有り得ないことだ。
だが、それでもアイリスはやった。
恥ずかしさをこらえ、リンが愛しいがためだけに…
「もう愛撫は必要ありません。リンさん…来てください…」
アイリスが言う。
ここまでされて、リンも引き返せるはずがない。
いや、元々ここに来た時点で、引き返すつもりなどないのだ。


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