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「んぁっっ……ひゃぅっ……ぁん……、ダメ……私もシン君に、して、あげたいんで
す……」
そう言うと千夏は僕の首に絡めていた腕を解き、
限界まで膨張している僕のモノを握って、ぎこちなく上下に擦り始めた。
「――――ち、なつ……」
「お姉ちゃんより……わ、私の方が……シン君を……」
そして僕の身体を片手でグッと引き寄せると、そのままくるりと左に回転――
僕を押し倒した時のように、僕の上に跨がり、少しイタズラっぽい表情で微笑んだ。
「……さっきはシン君に苛められちゃいましたから、今度は私が気持ちよくしてあげ
ますっ」
右手で僕のモノをしごいたまま、左手や口を使って器用に、耳やら首筋やらを刺激し
てくる。
「あの、痛かったら言ってくださいね……?」
「……大丈夫だよ、千夏……気持ちいいんだっ……ほんとにっ……」
本当だったら声を出すのも億劫な程の快感の嵐であったが、
不安そうに様子を伺う千夏の顔を見て、どうにか言葉を捻り出す。
「……さっきは途中でしたけど、今度は我慢せずに出してくださいね」
耳から臍まで丁寧に愛撫をし終えた千夏は、
僕の顔を見上げてそう言うと、ピクピクと脈を打つ僕のモノへとゆっくり口を近づけ
る。
ピチャ、チュルッ、ズズズズッ、ジュルル――――――――
壊れものを扱うように、千夏は僕のモノを丹念に丹念に舐め上げてゆく。
「んふっ……はむぅ………んくっ……んぁ……んくっ、んぅ」
はっきり言って、こんなのは生まれて初めての快感だった。
朦朧とする意識の中、千夏の口の動きだけが妙なリアル感を持って、僕の脳を快楽で
支配して行く。
「……んふっ…………んん……ん、はむっ……んんっ」
「もぅ……ちなっ……で、る…………」
「……!!…………んぅっっ」
体の奥底から押さえられない衝撃が押し寄せる。
それは白濁の液体となって爆発し、ドクドクと千夏の口に容赦なく流れ込んでゆく。
千夏はと言うと、目をギュッと閉じたまま、口を一向に僕のモノから離そうとしな
い。
「………………んクッ」
僕の身体の震えが止まったのを確認するとようやく千夏は顔を上げ、
そしてそのまま僕から吐き出された快感の塊を、喉の奥へと流し込んでしまった。
「お、おい……ち、なつ……!?」
「……はふぅ…………むぅ〜……シン君の……ちょっと苦い、です、ね……」
ケホケホと小さな咳払いをしながら、複雑な表情で僕を見る千夏。
「飲むことなかったのに……いや、そうじゃないよな……、僕、我慢出来なくて……
ごめん」
「いえ、いいんです!我慢しないでって言ったの私ですし。
それに……私、シン君のためだったら……あれくらい……。
それより、安心しました……。その…………まだ、元気そうですね、シン君の」
「……あ、…………うん、そうみたい。じゃあ千夏、……横になって?」
自分が口走った言葉か恥ずかしかったのだろうか、はい、と少し俯き気味に返事を
し、千夏はコテンとベッドに転がる。
横になった千夏の下着を足首のところまでズラし、依然膨張の収まらない僕のモノに
ゴムを装着すると、露になった千夏の秘部へそっとあてがった。