さよなら-7
早く!
早く奥まで来て!!
あと一歩、あと少しで彼のモノを全て躰の中に入れられる。
早く早くと願えば願うほど体はフルフルと揺れる。
『きゃっっっ!!!!』
彼が腰を一気に前へ突き出し、待ち望んでいたことが叶った私は、躰をガクガク
と強張らせながら二度目の絶頂を迎えた。
『はぁはぁはぁはぁ』
しばらく浮いていた背中をベッドに付け、ようやく呼吸をする。
『またイッちゃったんだ……』
凄くいやらしい顔をした彼が、私を見下ろしながら髪を撫でてくれる。
私の粘膜がヒクヒクと痙攣し、収縮するたびに彼のモノと密着する。
形まではっきりとわかるほど彼のモノに絡みつく粘膜。
彼は私の脚を肩に掛け、視線はこちらに向けたまま、顔を右にずらし、ふくらは
ぎに優しく口づけた。
彼は私の脚が好きだ。
キュッと粘膜が反応する。
脚の力が抜けて彼の肩から落ちる。
彼の肘に引っ掛かる。
彼はその脚をしっかり掴み、腰を前後に動かした。
私の中で彼のモノが浅く前後する。
『あっ あっ あっ』
彼の動きと同時に声が出る。
『すげぇ…ヌルヌルだ…』
『そんなに絞めないで…』
返事が出来ない。
『あんっ あっ ゃ…… あっ あっ』
返事がしたくても言葉を発することが出来ない。