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冷たい情愛
【女性向け 官能小説】

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冷たい情愛7 side 芳-3

俺は我慢できず、シャワーを持ったまま彼女を腕に包み込む。
空いたもう片方の手で彼女の小さな背中を撫でる。
泡で滑りのよくなった裸体同士が、快楽の摩擦を起こす。
背に指を這わせるたび、彼女の体は小さく跳ねて甘い声を出す。

「あんっ…」

彼女は俺の胸に顔を埋める。彼女の甘い息がかかる。
こんなにも近くで…愛しい人は俺の指だけで鳴いている。

俺のモノは、痛い位に大きく硬くなっていた。

近すぎる彼女の柔らかい体にそれは触れ、それだけで俺は性的衝動を感じる。
段々何も考えられなくなる…ただただ彼女を犯したくなってしまう…。

彼女はぴくっと体を反応させ…俺の顔を見上げている。


彼女と目が合った…。

うつろなのに…不安そうなその目を、俺はまっすぐ見つめ返すのに必死だった。
俺はシャワーを離し、彼女を抱きしめた。

まだ泡のついたままの彼女の体は、俺の中に固定されない。
しっかり抱きしめておかないと…どこかに逃げてしまいそうだった。

俺は彼女の臀部と太ももを撫で回す…柔らかいその体。

「あ…あん…」

彼女の声色は淫靡なものになり…体をくねらせる。
俺の体にこすり付けられるその動きが、俺の快楽に変わる。

俺はもっと彼女のいやらしい声を聞きたくなった。
我慢できない…淫らに性欲をもてあます彼女を見たい…



俺は彼女の臀部の割れ目から、指を入れた。
泡で滑りがよく…俺の指は彼女の肉に簡単に割り込み、性器までたどり着く。
そこが性器だとすぐに分かるくらい…彼女は粘液を垂れ流している。

俺はそこだけではなく…彼女の中心に存在する3つの箇所全てに刺激を与えた。


排泄にしか使わない穴からクリト○スまで…
俺は指を前後に動かし、全てを刺激し始める。

「いや…後ろは触らないで…あ……」

彼女は逃げようとしているのか、腰をくねらせる。
しかし俺は彼女を包み込んだまま、絶対に傍から逃がさない。

彼が唯一しなかったそこへの愛撫に…俺は執着した。
決して勝てない彼への…そして彼を忘れられない彼女への…嫉妬と悲しみ。


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