「ドMへの階段・・・」-76
さすがに苦しくなってきたのだろう。
だが止めてたまるか。オレはイラついてんだ。
長い髪の毛がベタベタになった顔にへばり付くので前髪や横の髪を束ねるようにして片手で掴み、
これで妻の顔を邪魔する全ての物が無くなったせいで、
今更ながら妻は恥ずかしそうにオレから目を逸らし始めた。
「目を逸らすんじゃねーよ!オイ!」
そう言うと妻がまた苛められ犬みたいな顔をしたので、顔に唾液を垂らした。
今度は鼻周辺にぶっかかった。
「・・・んん・・・・ジュゴォッ!ジュゴォッ!ジュゴォッ!・・・・んはぁっ!・・・ジュゴッ!ジュゴッ!ジュゴォッ!・・・」
眉間のしわがより一層深くなり、嗚咽の回数が多くなる。
嗚咽を繰り返す度に横だか後ろだか何処だかに逃れようとするのだが、
この脅威のイラマは残念ながら何処にも逃げ場が無いのだった。
「・・ブゴッ!ブゴッ!ブゴッ!・・ブホッ!・・んー!ブゴォッ!ブゴォッ!ブゴォッ!・・ブホッッ!!・・・んー!んーーっ!・・」
妻の口から溢れ出たエズキ汁が、いちいち説明する必要もない程に
妻の上半身をグチョグチョにし、オレのブツも玉袋もベッドまでも全てを汁まみれにしている。
普段はイラマに慣れている為に涙こそ流しはしないが、
この時ばかりは目を潤ませ、更には鼻水までも垂れ流していた。
「・・・ブゴォッ!ブゴォッ!・・ブフッッ!!んー!・・ブバッ!ブバッ!・・ブボッッ!んーーーーっ!・・」
この時突然妻の舌が伸び、今まで強力に吸い込んでいた喉が、電源が切れた時の様にピタッと治まった。
「・・チュポッ!チュポッ!チュポー・・・ブッ!・・・・・ブホォォォッ!・・・・・・・・あぁ!・・はぁ!はぁぁ!・・・ぁぁ・・・」
とうとう妻の口から汚物が噴出し、一瞬にしてゲロの臭いが部屋中に充満した。