「ドMへの階段・・・」-23
目が回る。
脳が揺れる。
汗がドッと出る。
オレのブツは血管がはち切れんばかりに膨張し、
餌を目の前にした狼が涎を垂らすが如く
ガマン汁が溢れ出ていた。
早く寄越せよ・・・
早く食わせろよ・・・
美味そうな・・・
お前の身体を・・・
「貸して貸してぇ!あたしも嗅ぎたい!」
「あいょ・・」
「・・・・うあっ!・・・・・・すご・・・酔ったみたい・・」
「・・スゴくね?・・」
「・・・・」
「・・・なぁ?スゴくね?」
オレは一度嗅いだだけで頭がテンパったのにも関わらず
妻は夢中になって2度3度と嗅いでいて、オレの質問が聞こえないらしい。
「おい!」
妻の乳首を指で突いた瞬間、妻はビクンッと反応し、
目の両端をポローンと垂らしたいかにも締まりの無い顔付きで
「・・・へ?」
と気の無い返事をした。
「なんつー顔してんだよ。」
「・・コレ・・ヤバいね・・へへ・・」
オレの頭はぶっ飛んでいたが、目の前にいる妻はもっとぶっ飛んでいる。