冷たい情愛5-6
「そこの机に腕をついて、ケツをこっちに突き出してみろ」
私は、職場でそんな恥ずかしい格好はしたくなかったが…
その反面、片山との過去の快楽を思い出し、期待してしまっていた。
しかも、片山はわざと俗的な言葉を投げてくる。
私は片山に言われた通り、机に手をつき…
上半身を少し前倒しにして、臀部を彼の立つ方向へ突き出した。
その姿勢だとスカートが自然と摺りあがり、後ろから見るとおそらく
大腿の半分以上が露になっている。
そのまま待ったが、片山は何も仕掛けてこない。
(もう…早く触って欲しいのに…)
一度刺激を受けた私のクリト○スは、次の刺激を欲しがってた。
私はそのままの姿勢で、顔だけ後ろに向け片山の顔を見た。
いやらしく笑っている彼。
「ねえ…この格好、恥ずかしいってば…」
「いいじゃね〜かよ、恥ずかしいのも。しかしエロいな…」
片山は、ネクタイを少しだけ緩めながら言った。
「AVみたいだな、女がスーツ着たままケツ突き出して」
「何言って…バカ」
私は恥ずかしくてしかたなかった…が…
彼の俗っぽい言葉に、濡れてしまう…
彼は、私のストッキングと下着を、膝まで下ろした。
私からは見えないが…私の性器は彼から全部見えているはずだ。
「設楽…丸見えだぞ…お前の…」
指をそっと…濡れている入り口に這わせる。
あまりのぬめりに、私は自分がいかにこのシチュエーションに発情しているか実感する。
「じっくり遊びたいのは山々だが…時間も無いし…」
彼は自分のベルトをはずし、性器を露出させた。
「入れてもいいか?」
私は、再び片山の方へ顔を向け…軽く頷いた。
以前も思ったが…
片山のその性器は…グロテスクなはずなのに…
整った形であり…綺麗と感じてしまう…
セクハラだった行為なはずなのに…
片山は、最後には「入れてもいいか?」と確認してくる…
その時の目が…
懇願するような、それでいて…優しい目なのだ。
私は…この男のこういうところが…好きなのだ。