MORE【1-後】〜変化〜-7
『もっと…飲まして』
有無を言わさない瞳のせいで逆らう事なんて考えれない。
今度は自分から水を飲ませる。
(信じられない…アタシ今なにしてるの…)
ぼうっとした頭の中でそんなことを考える。
『……ごくり。』
「ん…はぁ,はぁ…」
『蛍那…』
「………?」
彼の優しい瞳はそのままで…でもはっきりと読み取れる。
【欲情してる】
すると彼が動いた。
両膝の間にいた蛍那をきつく抱きしめて
今度は水無しで深く唇を奪う。
「んふぅ…ん…はぁっ…ん」
上から見る彼の顔は上気していて
見ているこちらが魅惑される。
すると彼の手が背中にうつった。
するっと服の中に侵入すると,そのまま
何かを探すように上へとはいのぼる。
ブラの所まで到達すると,慣れた手つきでホックをはずす。
「あっ…」
重力に逆らえなくなった重みがかすかに揺れる。
『良い形してるね。見せて…蛍那の…』
「え…?っゃ…やだ…」
侑登の少し冷たい手がすでに服を脱がせようとしていた。
(どうしよう…嫌じゃない…)
されるがままに上に着ているものを
すべて取り除かれる。
『蛍那…エロい顔しちゃって』
片手で柔らかいふくらみの形を包み,
もう一方で背中をなで回す。
「はぁ…そんなに触っちゃ…ぁっん」
ふいに胸の先端を口に含まれる。
『感じてんでしょ?…声もっときかせて…』
執拗に先だけにおくられる刺激にたまらず身体をよじる。
『逃げちゃだめ…』
両手を腰に回され,そのまま片手を後ろにさげていく。