MORE【1-後】〜変化〜-5
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それでアタシはというと…
「イタッ…!!」
居候させてもらうせめてものかわりに
一人暮らしの侑登さんに料理をしてあげようと…日々研究…てか怪我してます…ハィ。
侑登さんは毎日文句も言わずにアタシの料理を食べてくれる。
やっぱり嬉しいひととき…。
でも前からしとけばよかったなんて今更後悔…。
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一緒に住みだして2週間半の金曜日
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只今夜の8時半。
6時から作ってた料理はなんとか完成。
ちなみに今日の献立は…
定番肉じゃが,アジときゅうりの酢の物,あったか白ご飯に果物は梨。
ど-だ!!
我ながら凄いと思うゎ…。笑
…にしても侑登さん遅いな。今日は確か何も予定なかったはずなのに…
ご飯一緒に食べたいし…テレビでも見とこっか!
テレビの中では芸人がギャグとばしてる…。つけた最初の頃は楽しかったけれど,日頃たまってた疲れで…なんだか眠くなっちゃって…
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ガチャン…
…っは!!
アタシあのまま寝ちゃったんだ!
侑登さん帰って…って今10時前!?
「お帰りなさい!遅かったんですね…!!?」
彼の方を見ると…あからさまになんかヘン。
なんか…そう、
「侑登さん…酔っぱらっちゃってません?」
『…酔うと思うか?この俺が…』
いや…思ってはなかったんだけどさあ…
足もつれちゃってるし…なんかネクタイとか半分ほどけちゃってるし。
「とりあえず…ソファ!かけてください。今水持ってきますんで…」
わけのわからないままだけど
まずはキッチンに行ってグラスに半分水をくむ。
(なんか薬とかいるのかな…?酔い止め?
…いやあれは『車の酔い止め』だっけ!?)
考えても所詮同じままの頭脳。
ということでグラスだけもって彼のいる
リビングへ。