『紗香』-2
僕は紗香の顔を知ってるが…紗香は僕の顔を知らない…見ず知らずの中年男性に視界を奪われた、不安と恐怖…これから起こるであろう出来事に対する、緊張と興奮…
色々な思いを交錯させた紗香の手にはジットリと汗が滲み…僕の手をシッカリと握り返していた…
駅前に停めた車の助手席のドアを開け、紗香をシートに腰掛けさせる…僕も運転席に乗り込み、イグニッションキーを回した…
「そんなに緊張しなくて大丈夫だよ…サングラスは、外しちゃダメだよ…」
『…はぃ…』
蚊の鳴く様な小さな紗香の返事を聞くと、僕は静かに車を発進させていた…
「紗香さん…携帯電話をバイブ代わりにしてオナニーする事にハマっちゃった…って言ってたよね…」
『…えっ…そっ、そんなっ…』
「プレゼント…買っておいたよ…ほら、聞こえるかな?」
信号待ちの車内に、ブーンと小さなモーター音が響いていた…
「足を広げてごらん…」
『えっ…そんなっ…こんな所でっ…恥ずかしい…』
僕は小刻に震えるピンク色のカプセルを紗香の太股に、そっと這わせていた…恥ずかしそうにうつ向きながらも紗香の足は自然に開いていった…
スカートのヒダをたぐり、裾を少し持ち上げながら…ピンクのカプセルを紗香の敏感な部分に押し当てる…
『ああっ…ダメっ…こんな所で…あああっ…』
すぐに紗香の口元から甘い吐息が漏れ始めた…僕は一度ローターのスイッチを切ると紗香のパンティーの脇からピンク色のカプセルを忍び込ませ、花びらに直接あてがった…