冷たい情愛4〜冷たい目〜-9
それに気づいた彼は…
私の両足の間に自分の足を割り込ませ、一気に私を開脚させた。
「自分の意思で動くのは許しませんよ」
ドキドキする…
私が一人で快楽を求める時、その想像の対象は彼だった。
彼は私の想像では命令的な口調だったが…
本当の彼は、丁寧な言葉を発する。
その仕事と変わらぬ表情と言葉なのに、彼は私の裸体を遊ぶと言う。
遊んで欲しい…
そう思った。
私の体を、玩具にして遊んで…乱暴に…
「そんなに、濡れているのが気になるのなら…」
彼はそう言い…
一気に指を私の性器に突っ込んだ。
「きゃあ…ああああ…ああああ」
濡れてはいたが、まだ迎える準備の出来ていない私の性器。
そこに彼は自分の指を一気に挿入してきたのだ。
痛みが走り私は涙目になった。
「や…辞めて…」
目を潤ませて私は言った。
「貴方の指示は受けません。玩具なのだから」
私の願いは届かず、彼はそのまま指を出し入れする。
痛みに耐えていると…体はその刺激に順応し、性器は潤いを増してきた。
痛みが快楽へと変わる。
私の発する声は甘くなる。
「ん…ん…あああ…あん…」
グチュグチュと…大きな音がする。
彼は顔色一つ変えずに、私の性器で遊ぶ。
「この穴だけで遊ぶのもつまらないですねえ…」
そう言うと彼は、すばやく指を抜いた。
そして長い指に付いた半白色の粘液を見ながら言った。