オレノ…カノジョ?-1
「直人〜、ってか、暑くない?」
(…は?なんだその日本語!?)
「直人のち○こって、なんか形変じゃな〜い?」
(って、さっきまで、散々「あ〜ん」とか言ってたじゃねえかよっ!!)
俺は、今日も昼間っから、このアホ女とセックスしている。
単位も必須は全部終わってるし、それなりに出席しといてよかったわ〜。
ん?俺も、日本語変じゃねえ??
そろそろ就活の話題が飛び交う。
…時期なはずだが、俺はこうして、アホ女とのセックスに時間を割いている。
高校時代は、ち○この欲求と戦いながらも勉強に集中し、
そこそこの大学に入った。
元々は真面目だし、単位を落とすこともなく、ここまできた。
大したこともしてこないが、大した失敗もしていない。
・・・・ま、唯一の失敗といえば、このアホ女にひっ付かれている事くらいだ。
つうか、まじでこいつ、頭おかしい。
股開いて、ち○こ突っ込むことしか興味ねえんじゃねえの!?
そういいつつ、ま○この誘惑(また俺、日本語おかしいな…)に勝てない
俺も俺だが…。
「悪りっ、俺バイト行くわ…」
「え〜、帰りプリンかってきて〜、上に生クリームのってるやつ〜♪
それさ〜、おっぱいに付けてさ〜、直人舐めてよ〜、えっち〜」
???
舐めてよ、えっち〜って…
なんだよ!?(怒)
俺は、夜間のレンタル屋でバイトしている。
同期は家庭教師やらなんやら…頭を使うバイトをやってる。
時給いいしな〜…。
俺の場合は、わざわざ大学入ってまで頭使うのも面倒だったし、
そんなわけで、このバイトで稼いでいる。
大手のチェーンと違って、こじんまりした店なので気も楽だ。
繁華街にあるから、それなりに客も来る。
エロ物だけそろえている怪しい店でもないし。
(といいつつ、怪しい店が好きなのが男だが)
短パンTシャツの上から、名札を付けるだけで済む。
客が来なけりゃ、のんびり漫画読んでりゃいいし。
今日は、忙しくもなく暇でもなく。
ぼちぼち客足がある夜だった。
スーツを着た男がレジに品物を持ってくる。