オレノ…カノジョ?-5
「はい、変ですかねえ、やっぱり」
うわ、かわいい…かわいい…
かわいいじゃねえかあああああああああああ!
「 い、いや、変じゃないっすよ!!!!女の人だって、たまりますよね〜そりゃ 」
俺…もっと気の利いたこと言えねえのかよ!?なあ、俺よ(涙)
「あはは、そうなのよね〜…なんて。違うのよ、仕事の参考に…なんだ」
??????
エロDVDが?乱交が??中出しが???
俺、けっこう頭いい大学いってますが…
お姉さん、俺には大人の世界がまだまだ分かりません(うう…)
「仕事っすか〜、じゃあ大変ですね〜」
「そうなのよ〜、さすがに男のこっち方面の考え方ってよく分からないし困っちゃって」
よく分からん癖に、俺はなんだか納得してしまった。
「男心は繊細で複雑なんですよ?」
お姉さんは、可愛い顔を、更に可愛く笑って言った。
「なるほど〜、深い。」
お姉さんは、頷いた。
「そうだ、店員さんは学生さんですよね?」
「はい、大学行ってますよ〜」
「なら、時間とかありますか?」
「へ?…はあ、まあ…あんま学校行ってないし、もう単位取れてるんで」
「じゃあ今度、私に教えてくれませんか?男の性欲」
・・・・ぶへ?(なんだ?この効果音)
おとこのせいよく?
オトコノセイヨク?
教える・・・・?????
なんか…エロイぞおおおおおおおおおお(鼻血出そうだ)
「これ、携帯番号。アドレスも書いておきますね。もしバイト暇なら連絡くださいね」
お姉さんは、システム手帳に走り書きしたメモを置いて店を出ていった。