増えいく行動 第一章-1
窓際後ろから二番目とゆう席にて俺は授業にも関わらずのんびりと空の雲を見ていた。俺はとにかくのんびりと空を見てるのが…とゆうか怠けてるのが好きで周りからたまに「ナマケモノ!」っと言われる事がちらほらあった。まぁ俺はそんなことどうでもいいって感じでいつも受け流して何を言われようと俺はやる事を変えない。だが今日から新たな動作が加わるようになる。
そんな新たな動作が加わったのはいつもと変わらぬ授業の事だった。俺はいつも通り雲を見つめていたのだが丁度昼食を終えたあとだ。うとうとと肘をたてて寝てしまった。他の奴等もどうやら同じみたいでこの昼食を食べ終えたあとに寝る奴が結構いる。そんな気持ちよ〜く寝てた俺に頭に後ろからポコッと軽く叩かれたような感触がした。その感触が終わったあと俺の机の上に紙の落ちる音がする。俺は寝ぼけ眼で音がしたほうをみる。そこにはぽつんと寂しそうに小さく折り畳まれたノートの切れ端がちょこんとあった。
『なんだこれ。』
俺はそんな事を思いつつ気になったその紙に手を伸ばし紙を開いた。そこにはこう記されていた。
〔いつもそうやってぼーってしてるの?(笑)〕
飛んできた紙には多分俺に尋ねている文が一行ちょこんと書いてあった。感触上後ろの席の人だろうと思い俺は少しだけ後ろをチラリと見る。そこには俺のナマケモノの目には眩しいぐらいの美少女がそこには座っていた。肩ちょっと下まで伸びた黒い髪の毛を後ろでひとまとめにしてありスラッとした顔だちはその髪と絶妙にベストマッチしていた。授業をぽーっ聞いてる表情は憎たらしいほどかわいくなんとなくだが天然キャラを思わせる。
そんな感じに見ていたら後ろの人はこっちに気付いたのか俺のほうにニッコリ笑いピースして来る。俺は恥ずかしくなって急いで前に向いた。
『なんだこの状況は…』
なんとなくだがムヤムヤとゆうかモヤモヤとゆうか…。とにかく変な気持ちだった。そんな時に俺の視界にさっき読んだノートの切れ端が目に入る。俺は何を思ったのだろうな…。シャーペンを手にして紙に返事を書いた。
〔ただぼーってするのが好きでしてね。大抵はぼーってしてますよ。〕
っとなともまぁ掴み所のない文章なんだって書いた本人、つまり俺はそう思うのだった。
俺はそんな掴み所のない文章を書いた紙を折り畳み後ろにぽいっとほかった。すると紙の開くような音がした。多分読んでるだろうな…。っと自分勝手な想像をしながら黒板に書きためられてた内容をノートに写していく。
もうそろそろノート書き終えるとゆうところに後ろからまた紙が飛んで来た。今度は俺の頭には当たらず丁度よく机の上に乗っかった。俺はまたかと思いつつもその紙に手を伸ばした紙を開いたそこには、
〔あは♪返ってきた(笑)ふ〜ん…愁(しゅう)くんってぼーってしてるの好きなんだ〜♪不思議な人だね(ノ▽^)/あっ愁くんってこうゆう事初めてだったりする?あたし結構してるんだよね( ̄―+ ̄)ニヤリ だって授業つまんないしさ〜(; ̄_ ̄)それとさ趣味とか色々と教えてよ♪〕
それには顔文字いっぱいで俺に対する質問が書かれていた。
『さてどうしよう!』
誰もが思う一般論を頭のなかで思いつつも俺はノートを写していった。
そんな時だった…。
授業の終わりのチャイムが教室に鳴り響いた。
室長が起立、礼の号令がかかり授業が終わった感を感じさせるように話声が教室のなかに徐々に響いていく。丁度号令前にノートを書き終えた俺はとゆうと手紙を下敷きにし腕を枕がわりにして空を見ていた。そんなゆったりとしてるところになにやら明るい声が俺の耳の中へと伝わってくる。
「ねぇねぇー」
初めて聞く声はとても澄んでいた。声優とかなれるような…いや女優でも合うかもな…。そんな感じに思った。
「んーなんだ?」
俺は素っ気無い返事を返し彼女の方を見る。
「次の授業も手紙ちょうだいね。」
「七海(ななみ)行くよ〜」
「ほーい。んじゃよろしくね!」
俺の肩をポンと叩いて友達の元に行った。
次の授業…
俺はなんとなく手紙を返してしまった。七海って名前の子らしいが…その子とはなんとなく話が不思議とあってしまう。とゆうか質問されてる事に素直に答えているだけだが…。それに紙で話すので返事を考える時間があるため直で話すより出す言葉に考える時間があるため話しやすかった。