冷たい情愛3 優しい目-5
「お前、すごく濡れてるぞ…いい体だ…
こんないやらしいお前って、想像できなかった」
指を膣に挿れてきた。
中指を上向きにし、指先を少し曲げ、敏感な箇所を探っている。
たった一本の男の指が、私の全ての感覚を快楽に変えてゆく。
奥の上側にある少し硬い部分を擦った。
「あ…あああ…いい…あん」
「気持ちいいのか?」
私は頷いた。
息を荒くしながら…。
「お前の体をこんな風にした男に、嫉妬するな」
片山が、初めて恋愛の含みを持った言葉を囁いた。
その言葉を無視し、私は言った。
「もういい…いやだこんなの…早く挿れて…」
片山の言葉が嬉しくもあったが、愛情という感情をできるだけ避けたかった。
「俺のがほしいのか?そんなに…それだけでいいんだ…淫乱な女だ」
そういいつつ、片山は優しい目で私を見ている。
「なら、ちゃん言葉で言えよ…」
「…いれて…」
「だめだ、そんなんじゃ分からない。ちゃんと言え」
「片山さんのおちん○ん、挿れて…お願い…」
私は、すでにじらされていた。
ほんの少しの指のいたずらでさえ、私はもう十分乱れていた。
避妊なんてどうでもよかった。
ただ、動物の交尾のように、快楽だけを求めたかった。
仕事では慎重で繊細な男である片山も、避妊をする気配がない。
「もっと、はっきり言え…設楽…」
切なそうに目を細めて、でも息を少し荒くし片山は言う。
「お願い…片山さんのおちん○んを、私のおま○こに挿れてかきまぜて
…ぐちゃぐちゃにして犯して」
「…こんな濡らして…いくぞ…」
彼は一気に自分の固い大きな性器を、私の性器に差し込んだ。
そのまま一瞬動きを止め、彼は私の耳元で囁いた。