『夏休み』-4
『イヤッ…ぁあっ…ダメっ…ああああん…イヤッ…』
「ほら、体の力を抜いてごらん…熱くなった…この肉棒を…お前の体が、欲しがっているんだろ…」
『イヤッー…ああううっ…入れないでっ…あああうううぐっ…』
こんな形で初体験をするなんて…涙が溢れだしていました…彼が腰をグワンと突き出し…私の体に激痛が………激痛が………
「あの〜…」
激痛の代わりに…突然、肩を叩かれ、頭の上で声がしました…ビクリっと体を震わせる私…
…あっ…夢だったんだ…
額にはグッショリと汗が噴き出していました…回りを見回すと、私の居る所以外電気は消され…周りには、誰も居なくなっていました…
「あのぉー…もお、閉館の時間なんですが…」
銀縁のメガネのズレを直しながら話しかける彼…好奇の目で、私を舐め回す様なイヤラシイ視線でした…レンズの奥の眼差しは、明らかにいつもと違っています…
彼の股間は、コンモリと盛り上がり…男性自身が勃起しているのが分かりました…
私の花びらにも、愛液が滲んでいるみたい…
「君…3-Cの○○加奈さんだよねぇ…」
聞き覚えのある台詞が、私の耳元で囁かれていました…
夏休み最後の太陽は、すでに西の空に沈んでいます…
あっ…彼の指先が…私のセーラーのスカーフに…
おわり