投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

【姉弟相姦 官能小説】

罪の最初へ 罪 11 罪 13 罪の最後へ

帰らざる日々-1

「ん…ううん…」

熱い吐息を漏らしながら、舌を絡め合う。唇は互いを奪いたいが如くにように吸いつく。
女は男の背中をしっかりと掴み、男の掌は女の腰を優しく抱いていた。

和哉と亜紀。姉と弟。2人は本能の赴くままに身体を貪る。

「あっ!…あぁん…ああ…」

和哉の唇が亜紀のうなじをゆっくりと責めると、彼女は悦びの声を挙げた。

あの時と同じように。




幼かった2人。中学1年の和哉とひとつ歳上の亜紀。姉弟は特別に仲が良かった。
姉弟愛だと思っていた感情が、お互いを求め合う感情だったと気づくのに時間は掛らなかった。
和哉の気持ちを知った亜紀は、身体を開いた。

だが、それきりだった。

中学生ともなれば、それなりの知識はある。自分達のしている事が、どれほど許されない行為か分かっていたからだ。

しかし、和哉には伝わらなかった。

一度は昂ぶる感情を交わしたのに、何故ダメなのか理解出来ないでいた。
執拗に身体を求めてくる和哉を、亜紀は頑に拒否した。


そんなある日ー

「亜紀。亜紀」

皆が寝静まった真夜中。誰かが亜紀を起こした。

「…ん……」

半分眠った意識の中で、亜紀は目を開ける。

「亜紀…」

和哉の声だった。

「何よ、和哉…」

亜紀はベッド・サイドのナイト・ランプをつける。
その途端、驚いた。和哉は裸だったのだ。

「もう、ガマン出来ないよ。亜紀。したいよ」

そう言った彼のペ〇スは天井を向いて脈打ち、先汁で濡れていた。
和哉の手が亜紀の足を掴む。亜紀はその手を払うと、

「私達、姉弟なのよ…」

「じゃあ、何であの時したんだよ」

亜紀は一瞬、返答に詰まった。しかし、哀し気な眼で和哉を見据えると、

「あれは間違いだったの。だから、あれきり……」

「そんなの酷いじゃないか」

和哉はそう言うと、亜紀の身体にのし掛った。


罪の最初へ 罪 11 罪 13 罪の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前