帰らざる日々-4
「…ベッド、どっち?」
「…?…あっちだけど…!きゃあ!」
亜紀がそう言うが早いか、和哉は抱きすくめると、姉の寝室へと向かった。
亜紀をベッドに座らせると、和哉は服を脱ぎ、一糸まとわぬ姿で彼女の前に立った。
元々野球で鍛えたその対躯は、あの頃より精悍さを増していた。
亜紀の手が自然と和哉の頬をつたい、首筋から胸を撫でる。
外の雨は激しさを増し、時折、窓を叩く。
ベッドの中で2人は息も掛かる距離でお互いを見つめていた。
「初めての時も、嵐だったわね」
「そうだね…」
再び重なる唇。激しく絡む舌。
「ん…ふぅん…ん…」
和哉は唇を離れると、乳房を責める。乳首を舌で転がすように舐めると、吸いついた。
「ふぁあ!…うぅん…」
その仕草は母親から母乳をもらう乳児のように。
亜紀の身体は、頬から胸元にかけて赤く染まり、乳房は弾力を増してしこってきた。
和哉の舌が乳房から腹部、ヘソへと這いながら降りていく。亜紀の身体からは、甘い汗の匂いと、淫猥な愛液の匂いが漂ってた。
和哉の手が腰骨に廻り、最後の1枚に掛かる。亜紀もヒザを立てる。
最後の1枚が脱がされた。
「あっ!いや」
和哉の手が亜紀の両ヒザに掛り、左右に開いていく。亜紀は顔を伏せた。
そこには、薄い恥毛で被われた恥丘に、わずかに開いた花弁が自らの分泌した愛液で、ぬらぬらと濡れていた。
「ああ…亜紀…」
「…やめて…恥ずかしい…」
和哉はガマン出来ないのか、貪り喰うように亜紀の花弁を舌でしゃぶる。
「はあぁん!ううん…あぁん!」
激しく悶える亜紀。和哉の頭を両手で抱いて撫で廻す。
荒い息遣いで責め続ける和哉。
「あぁ…和哉…和哉…」
すすり泣くような声で、悦びの声をあげる亜紀。
「…今度は…私が…」
亜紀は責められながら身体を入れ替え、和哉のペ〇スに舌を這わせる。
「…このホクロ…昔のままだね…」
そう言って、口にふくむと舌先で亀頭を舐め廻す。
「あぁ…亜紀…溶けちゃいそうだ…」
亜紀の口が和哉のペ〇スを喉元まで前後させて刺激を与える。
和哉も亜紀のクリ〇リスに吸いついた。