『ゲームメイカー』-8
「あぁん…恥ずかしいから……ハァハァ……そんなにじっと見ないでぇ……」
男にじっくりと秘所を覗き込まれる……そんな状況が興奮させるのか、翠の息遣いはどんどん荒くなっていった。
「どうした、我慢できないのか?溢れてきてるぜ……」
俺は、そう言って翠の尻に手を置く。ヒンヤリと冷たく、手の平に吸い付くような手触りが堪らない。秘所の淵ギリギリのところをかすめ、指を滑らせ撫でまわすと、もどかしいのか翠はもぞもぞと尻を動かした。
「はあぁ……だって……もう、もう……」
俺がそっと顔を近付けて溢れ出る愛液を舌ですくってやると、翠は、まるで弾かれたように躰を跳ね上げた。
「ダ、ダメ!啓介さん…ずるい!……」
そんな彼女の言葉などお構いなしに、腰を抱えて蜜穴に吸い付くと、ジュルジュルと音を立てて俺はすする。
「やだっ!そんな音立てないでぇ……あうっ!」
翠のクリトリスは既にぷっくりと勃っていて、包皮の上から軽く摘むと、ひときわ高い喘ぎ声を上げた。
「あぁ…ん!…許して…啓介さぁん…そんなに責められたら……あたし……あたし……」
そのまま、もう片方の指をゆっくりとねじ込むと蜜穴は待ち望んでいた膣内(なか)への刺激に歓喜するみたいにすぼまり、俺の指を締め上げていく。
「俺は構わねぇけど、こっちはやめて欲しくないみたいだぜ?」
使い古された言い方だが、それなりに効果はあるらしい……俺の言葉に呼応するように指への締め付けは更に強くなる。
「だって…だって……はあぁ……んくっ!…」
突っ込んだ指で蜜穴を掻き回してやると、ちぎりそうな程に締め付けてくる。
「あああ…イキたくない!……こんな風にイクのは嫌ぁ!……」
どういう意味だ?思わず俺が動きを止めると翠は、やっとという感じで喋る。
「ハァハァ……啓介さんのでイキたいの……独りでイクのは嫌ぁ……」
男が喜ぶような言い方、興奮を煽るような仕草。段々と俺の方が引き込まれていく……そんな感覚が俺を包んでいた。
「そう言う意味か……でも、まずは翠がイってからにしよう。続きはそれからだな」
そうさ、簡単に頂いちまうのは勿体ない……
俺が再び指を動かし始めると敏感に翠は反応し始める。
「あっ…嫌!…そんなの嫌ぁ!……」
悶えながら躰をよじる翠の快感を更に促すように、クリトリスを口に含んで舐(ねぶ)った。
「あぐっ!……やっ!……やっ!…あ?…あああぁぁああっー!!」
…ビクン…ビクン…ビクン………プシュッ!……
躰を引き攣(つ)らせて、絶頂を迎えた翠は同時に秘所から、透明な液体を飛ばした。