戦いと闘い……5-2
男『う…動くなって言ってるだろ!!!』
崇「うるさい…俺も動くなと言っている……」
そして男の前に立ち本気の右ストレートをお見舞いする。
男『ガ……グハ…』
崇「大丈夫か?今解いてやる…」
カ『大丈夫……』
崇「おい、文夫、マキちゃんのロープ解いてやれ」
文『おう』
崇「ごめんな?変な事に巻き込んで……」
カ『ううん…あたしこと助けてくれてありがと』
崇「うん、もう大丈夫だ…帰るか?」
カ『うん♪♪』
崇「文夫、太一、帰るぞ!!!!!」
そう言って俺達は岩場を後にしたが残った男達は黙って俺達が帰るのを見ていた。
カ『ねぇ?崇くん?』
崇「なんだ?」
カ『怖い思いさせたんだからお願い事3つ聞いて?』
崇「なんだ?言ってみろよ?」
カ『あたしの事カズミって呼んで…?』
崇「ん…あぁ…」
カ『携帯の番号とアドレス教えて?』
崇「え……あぁこれだ…」
カ『……………』
崇「なんだ?」
カ『このあと二人でご飯食べに連れて行って?』
崇「お…おぅ…でもあんまり高い物はやめてくれよ?」
カ『うん♪♪文夫く〜ん?あたしと崇この後消えるから先帰ってて〜♪♪』
文『そか〜♪♪変な事されんようにな〜♪♪崇〜頑張れよ♪♪』
俺は恥ずかしくなり反対を向いて歩き出した
カ『ちょっと、崇どうしたの?』
崇「向こうに美味しい店があるんだ……そこで良いか?……カズミ…」
カ『うん♪♪いいよ♪♪』
そう言ってカズミが俺の腕に飛び付いてくる
文、太、ル、マ『お二人さ〜ん頑張って〜!!!!!!!!!』
俺達は振り返らず空いてる手を振って答えた。
続く…